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7月1日、国税庁ホームページにて令和7年分の路線価が発表となりました。
路線価とは国税庁が毎年定める道路の価格となります。土地の1平方メートル当たりの価格で単位は千円です。路線価は国税庁のホームページで閲覧することができ、平成30年分から確認することができます。
全国的に上昇傾向にありますが、最高路線価は40年連続の中央区銀座5丁目の「銀座中央通り」で、1㎡あたり4,808万円です。対前年変動率は8.7%上昇となっています。
前年変動率では台東区浅草1丁目「雷門通り」で1㎡あたり578万円ですが変動率は29.0%になっています。
全国平均は4年連続で上昇しており、東京23区外も上昇傾向にあります。
多摩地域での路線価トップは武蔵野(武蔵野市吉祥寺本庁1丁目 サンロード)となっており、1㎡あたり670万円、次いで立川(立川市曙町2丁目 立川駅北口駅前広場前)が638万円となっています。
東京国税局各税務署管内における価格順においても武蔵野は15位、立川は17位となっており、変動率順においては武蔵府中(調布市小島町1丁目 調布駅北口駅前広場)が前年比14.0%で20位となっています。
路線価と地積がわかれば、土地の概算評価額を算出することができます。路線価の定められていない地域に土地をお持ちの場合は、倍率方式といって地積に定められた倍率をかけて計算することができます。
ご自身でおおよその土地の価値を調べることができますが、
あくまで概算です。
実際に相続において相続税を計算するには
正しく評価する必要があるため、
税理士や不動産鑑定士に相談することをお勧めします。